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遺品整理とは

遺品整理とは|遺品を整理する意味とその方法

目次

 

遺品整理とは日本特有の弔い方

 

遺品整理とは、一体いつから始まったのでしょうか。

遺品整理とは、どのようにするのが正解なのでしょうか。

古くから日本で行われてきた遺品整理ですが、あまりよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

こちらでは、遺品整理とは何か?ということに焦点を置いて少し掘り下げてみようと思います。

 

遺品整理に繋がる「物には魂が宿る」という考え方

幼い頃、親や祖父母など身近な大人から「物を粗末にしてはいけません!」と叱られた記憶はありませんか?

日本には、歴史とともに長い年月をかけて築き上げてきた文化的な日本独特の「考え方」や「価値観」が存在します。

その一つである「物には魂が宿る」という価値観とは、カタチあるモノにも魂が宿っているという考え方です。

丹念につくった物や入念に選んだ物、大切に使ってきた物には「付喪神(つくもがみ、九十九神とも表記される)」と呼ばれる精霊が宿ると言い伝えられており、「伊勢物語」や「御伽草子」などにも登場しています。

このように、日本には古くから「物を大事にする」という価値観や慈しむ文化が根強くあり、大切に使ってきた「物」には持ち主の思い入れやさまざまなストーリーがあると考えられてきたため、「物を粗末にしてはいけない」という意識が強く存在するのだと思います。

大切な方が亡くなった後に行う遺品整理にも「物には魂が宿る」という価値観が大いに反映されていると言えるでしょう。

 

遺品整理は日本特有の弔い方

物を大切にする日本人の意識と価値観が影響している遺品整理

 

遺品整理を行う意味とは

 

大切な家族や親族を見送ったあと、亡くなられた方の住まいに残された家財や愛用品、思い出の品を丁寧に片付け、お部屋を綺麗に整えるための遺品整理

遺品整理とは、故人の生前の所有品を労り、故人の思いや共有の思い出を慈しみながら、大切な方との別れに向き合い故人を偲ぶための大事な時間であり、とても大切なことです。

遺品整理とは、「持ち主を失った物」や「使わなくなった物」を単に処分し、お部屋を綺麗にするという前提で行う作業ではありません。

日常的に行うお部屋の片づけや引っ越しに伴う住居の清掃とは違う遺品整理では、想い入れの強い写真や手紙、仏具や人形などはご供養を施してから処分したり、故人の愛用品などを在りし日の思い出として遺族や近親者が受け継ぐいわゆる形見分けをするなど、ひとつひとつの遺品を粗末に扱うことなく適切に処置する必要があります。

  • 遺品整理とは、単なる部屋の片づけや掃除ではない。
  • 遺品整理とは、亡くなった方を偲ぶための大事な時間
  • 遺品は形見分けやご供養を施すなど粗末に扱うことなく、適切な処置をしましょう。

 

遺品整理を行う意味

遺品整理は故人を尊び偲ぶための大切な時間です

 

遺品整理を効率よく進める方法

 

故人が生前に使っていた家財や身の回りの生活用品、愛用品や思い出の品は「遺品」となりますが、遺品=持ち主がいない物を片付ける遺品整理は想像する以上に大変な作業です。

遺品の数が多いほど肉体的な疲労は大きくなりますし、故人が生きた証や遺族と共有した思い出に触れる作業は精神的な負担にもなりますので、心身ともに疲れ果ててしまうものです。

また、誰でも遺品整理をする機会は一生のうちで何度もないため、初めて遺品整理をする場合にはどこから手を付けたらいいのか、いつから始めればいいのか、どれくらい時間がかかるのかとあれこれ悩むことも多く、個々の遺品の扱い方にも戸惑うでしょう。

目の前に残された遺品を闇雲に片付けはじめても「これは残すべきか?」「これは捨ててもいいものか?」など、わからないことや判断に迷うことが生じやすく、そのたびに作業の手が止まってしまい体力と時間をより必要以上に消費する「非効率な進め方」になってしまうことも考えられます。

遺品整理に関わった経験がなくても、遺品整理の進め方や効率的な方法を知っておくだけで気持ち的な負担を少しでも減らせるのではないでしょうか。

 

1、遺品整理とは仕分けから始まる|遺品整理を効率よく進める方法

 

遺品整理では先ず、「遺品をどのように残すのか」「使えるものはどうするのか」「廃棄するものはどのように処分するのか」など、遺品をそれぞれのカテゴリーに仕分けてから始める必要があります。

遺品仕分けのカテゴリーは、「貴重品」「形見分けする遺品」「再利用できる遺品」「廃棄処分する遺品」「確認が必要な遺品」のように大きく分類するとわかりやすく、後々の作業も効率的に進めやすくなります。

 

貴重品

遺品における「貴重品」とは、主に財産価値の高い遺品です。

現金や宝飾品といった金品以外にも、預金通帳や印鑑、パスポートや年金手帳、公共・通信料金の請求書や有価証券・不動産等の契約にまつわる重要書類などは漏洩しないように配慮するべき個人情報も含んでいますので、紛失や盗難を防止するためにも「貴重品」としてひとつにまとめて厳重に保管しましょう。

財産の相続に必要な名義変更や保険金請求などの諸手続きには、期限が設けられている場合がほとんどです。

「貴重品」の仕分けは優先順位の指針にもなり、手続きの失念や漏れによるトラブルなどの混乱も防止できます。

 

「貴重品」は財産価値の高い遺品

財産価値の高い遺品は「貴重品」に分類

 

形見分け

「形見分けする遺品」とは、故人の持ち物の中から遺族や親族、近しい人たちなどで譲り受ける遺品のことです。

主に、写真や手紙など故人を思い出す拠り所になるようなお品や、衣類や宝飾品、趣味の物といった故人の愛着が強いお品などを指します。

形見(かたみ)には、「形」を「見る」ことで今はいなくなってしまった方が形になって見えるように感じられるものという意味があります。

「物には魂が宿る」という日本特有の考え方に由来する古くからの風習が慣習化した形見分け。

大切な方の持ち物を手放すのは大変心苦しいですが、保管場所や今後の用途などを考慮するとすべての遺品を残しておくのは現実的ではありません。

数々の遺品の中から厳選した、故人の生きた証や共有した思い出が詰まった物などを「形見分けする遺品」と仕分けるのも遺品整理では大切になってきます。

 

形見分けする遺品

故人や遺族の思いがより深い物は「形見分けする遺品」に分類

 

再利用できる遺品

「再利用できる遺品」とは、資源や中古品として利用価値がある遺品のことです。

例えば、故障していない家電製品やデジタル機器、ベッドやタンスなどの大物家具、引き出物などでもらった未使用の食器やタオル、まだ十分に使える衣類や着物など、再利用できる遺品は遺品整理専門業者の遺品買取やリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。

 

宅配買取・出張買取の総合リサイクルショップネオプライス

マレリークが運営する総合リサイクルショップ「ネオプライス」

 

製造から5年以内の比較的新しい家電製品や、バッグ、財布、時計など状態が良く希少価値の高いブランド品は特に高値で買い取りをしてもらえるケースもあります。

出張買取や宅配買取などを活用し、体力の負担や疲労を減らして効率よく引き取ってもらうのも良いでしょう。

近年、利用者が増えているネットオークションやフリマサイトに不用な遺品を出品してみるのもおすすめです。

 

また、銅やアルミなどの金属・非鉄金属、古紙、古布、プラスティック類などは、資源として処分費をかけずにそれぞれの専門事業者に引き取ってもらうことが可能です。

書籍やCD、古着や人形など捨てるに忍びない物品に関しては、福祉施設やボランティア・支援団体、NPOなどに遺品を寄付するという選択肢もあります。

リサイクルショップや遺品買取で「換金できない遺品」や形見として「引き取り手がない遺品」を必要とする方々に利用してもらう方法は、社会貢献の助けにもなるだけでなく、持ち主だった故人にも喜んでもらえるのではないでしょうか。

遺品整理では、処分費用など金銭的な負担をできるだけ最小限に抑えるのもポイントです。

 

再利用できる遺品

資源や中古品として使える物は「再利用できる遺品」に分類

 

廃棄処分する遺品

「廃棄処分する遺品」とは、貴重品・形見分けする遺品・再利用できる遺品に分類できなかった遺品です。

故人が生前に使っていた物品を捨てるのは心苦しく、時には勇気も必要ですが、不用と判断した遺品は廃棄品にする思い切りも必要です。

名残惜しいという気持ちからあれもこれもと残してしまい後々収拾がつかなくなる前に、丁寧に処分しましょう。

特に気温が高い夏の時期に行う遺品整理では、冷蔵庫や食品棚に残された飲食品類が傷んで腐敗が進み、片付けが大事になってしまう前にキッチンから優先して進めることをおすすめします。

遺品の廃棄処分では、地域や自治体ごとにゴミの分別は厳格化されていますので、それぞれのルールに沿った分別や収集日の遵守も重要です。

また、賃貸物件で遺品整理をする場合には、設備として設置してあった物は撤去や処分をしてはいけないケースがあります。

不用品とみなして廃棄した後にトラブルが起きてはいけませんので、管理会社やオーナー(大家)としっかり事前確認するようにしましょう。

故人の思いがこもっているような遺品、例えば日記や人形、お守りや仏壇など神仏具全般などはご供養やお焚き上げを施し、故人の冥福を祈りながらお別れをする真心も大切です。

 

廃棄処分する遺品

不用な遺品は思い切って処分する思い切りも遺品整理では必要

 

確認が必要な遺品

「確認が必要な遺品」とは、再利用できる遺品や廃棄処分する遺品に分類することを躊躇ったり迷ってしまう遺品です。

大切な方をなくしてから気持ちの整理をつける間もなく遺品整理に取り掛かったりすると、普段より判断力や決断力が欠けている場合もあるでしょう。

だからといって、判断に迷うたびに手を止めてしまっては時間もかかり作業が予定通りに進められなくなりますし、体力も気力を過剰に消耗してしまうばかりです。

残すか処分するか悩んでしまう遺品があった場合には、例えば5分以上判断に迷ってしまうような遺品は一旦を保留するなど自分や遺族間でルールを決めて「確認が必要な遺品」にまとめておき、気持ちが落ち着いた頃に残すか処分するかあらためて検討し直すのがおすすめです。

一度手放した遺品を取り戻すのは簡単ではありません。

「あの時、捨てなければよかった…」と後悔しないためにも、遺品整理で少し気持ちに余裕を持たせる仕分け方法として「確認が必要な遺品」というカテゴリーをひとつ用意するといいでしょう。

 

確認が必要な遺品

判断に迷う物は「確認が必要な遺品」として保留するのもアリ

 

■ 遺品整理の仕分け方 まとめ

  • 貴重品
  • 形見分けする遺品
  • 再利用できる遺品
  • 廃棄処分する遺品
  • 確認が必要な遺品

 

2、遺品整理業者に依頼する|遺品整理を効率よく進める方法

 

遺品整理を効率よく進めるもう一つの方法、それは遺品の仕分けから梱包、搬出、運搬、清掃まで遺品整理にまつわるすべての作業を遺品整理のプロである遺品整理業者に依頼するという方法です。

遺族や親族だけで遺品整理をするメリットは、故人が残した品々や思い出に直接向き合い、ひとつひとつを弔いながらゆっくり別れの時間を持てることです。

しかし、実際には遺族にも仕事や子育て、家族との時間がありますので、多くの時間を遺品整理のために割くのは難しいものです。

最近では、遺品整理をする遺族がご高齢というケースも増えていますので、現実問題として遺族だけでは解決できない場合もあるでしょう。

遺品整理を効率よく進める方法に、遺品整理に関する専門知識と技術、実務経験を豊富に持つ遺品整理士が在籍する遺品整理業者に依頼する選択肢もあると知っていただけたら幸いです。

遺品整理業者に依頼すると費用がかかりますし、他人の介入にも抵抗を感じるかもしれませんが、時間と労力の負担を大幅に減らせるのは大きなメリットです。

    遺品整理業者を上手に利用すれば、時間の節約だけでなく精神面や体力的に感じる不安や心配も解消できるのでおすすめです。

     

    遺品整理業者に依頼

    遺品整理専門業者に依頼して効率的に進めるのもひとつの方法

     

    大阪のマレリークがご提供する遺品整理サービスでは、「亡くなられた方のお部屋を原状回復する」という遺品整理の原則に基づき、特殊清掃やリフォーム、解体工事、相続に関する各種お手続きの代行まで幅広いサービスで柔軟対応いたしております。

    「再利用できる遺品」の高価買取「廃棄処分する遺品」のお引取りもすべてお引き受けいたしますので、マレリークのような遺品整理業者を上手にご利用ください。

     

    遺品整理は大阪のマレリークにお任せください!

     

    遺品整理士が在籍する大阪のマレリークでは、遺品整理のみならず、孤独死空き家整理に必要な特殊清掃や解体・リフォーム工事、遺品買取・車両買取、生命保険や自動車、不動産など相続に関する煩雑な諸手続きの代行までお引き受けいたしております。

    相続や孤独死対策に向けて生前整理をしておきたいという方のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

     

    遺品整理・空き家整理・特殊清掃は、マレリーク大阪にお任せください!

    家族が亡くなった時に必要な手続きをこちらでもご紹介しています。

     

    マレリークの遺品整理・対応エリア

     

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