1. 遺品整理マレリーク
  2. 新着情報
  3. お役立ち情報,遺品整理
  4. 遺品整理と社会問題|遺品整理業者の依頼が増える理由

新着情報

遺品整理と社会問題|遺品整理業者の依頼が増える理由

遺品整理と社会問題|遺品整理業者の依頼が増える理由

目次

 

近年における遺品整理の変化

 

遺品整理の起源となる明確な記録というものはありませんが、古い川柳に「形見分け」という言葉が登場するように、遺品整理は江戸時代の庶民にも根付いた風習であったことがわかります。

しかし、「専門の事業者に頼む」という遺品整理の方法はここ数年の間に始まったことであり、遺品整理代行業が世間で話題となり始めたのもごく最近のことです。

ひと昔前の日本であれば「遺品整理は家族や親族の役目」と考える方がほとんどだったと思いますが、テレビや雑誌などで取り上げられる機会が増えたことも相まって遺品整理代行業のニーズは増加傾向にあります。

需要の増加にともない、これまで不用品回収業者や便利屋が行う業務のひとつだった遺品整理を専門で行う「遺品整理専門業者」が増えただけでなく、引越し業者やハウスクリーニング業者をはじめとするさまざまな業種からの新規参入も全国で急激に増えています。

遺品整理を請け負う業者が増えたことで依頼者にとっては選択肢が拡がりましたが、その反面、悪質被害や思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も高まっています。

遺品整理を業者に依頼する際には、料金やサービスだけでなくスタッフの対応やマナーなども実際に確認した上で、遺品整理士が在籍している良い遺品整理業者を上手に選ぶことも必要となっています。

 

こちらの関連記事もあわせてご覧ください。

 

遺品整理を業者に依頼する人が増えている理由

 

遺品整理を業者に委託する方が増えた理由、それは「少子高齢化」や「核家族化」、「孤独死」など現代の日本における家族観の変化と深刻な社会問題が大きく影響していることが挙げられます。

人には寿命があり、誰でもいつかは死を迎える日が来ます。

人口の割合に対して高齢者の方が多いということは、統計的にも亡くなる方が増えるのは当然のことと言えるでしょう。

ではなぜ今、遺品整理業者への依頼は増えているのでしょうか。

それは、高齢者率の増加とともに遺族の高齢化も進んでいることが最大の理由に挙げられます。

遺品整理は故人の物を片付けてお部屋を綺麗にすることですが、言葉ほど簡単な作業ではありません。

形見品や処分品の仕分け、家具や家電の運び出し、仏壇仏具の処分など長年過ごした居室の整理は普段の掃除と大きく異なり、想像以上に繊細で労力を伴うものです。

遺族の高齢化が同時に進んでいる今、体力面だけでなく精神的にも負担が大きい遺品整理を専門業者に頼みたいというのは自然な流れなのではないでしょうか。

祖父母と両親、そして子の三世代が同居する家庭の構成が珍しいことではなかった時代、高齢者だけの世帯は少なく、遺族だけで遺品整理をすることが今ほど困難ではありませんでした。

しかし、最近は核家族化が進んでいると言われるように、親世代が暮らす地方から都市部へと移り住む若者や子世帯が増えています。

共働きや一人親世帯も少なくない現代社会において遺品整理も故郷まで足を運ぶ必要性がある今、遺品整理をするための時間が確保できないなど様々な事由から遠方に住む遺族から遺品整理業者への依頼は急増しているのです。

 

遺品整理を業者に依頼する人が増えている理由

遺品整理業者への作業代行依頼は年々増加しています

 

少子高齢化が遺品整理に及ぼす影響

 

人口に対して高齢者の割合が増加する「高齢化」と、出生率の低下によって若者人口が減少する「少子化」が同時進行する少子高齢化問題。

この少子高齢化」は遺品整理を業者に依頼する方が増えている要因のひとつになっています。

少子高齢化は先進諸国を筆頭に世界各国でも長らく問題視されていますが、その中でも日本は特に高い水準で深刻化が進んでいます。

2019年に総務省が発表したデーターによれば、世界196カ国の中でも日本は少子高齢化国の1位であることがわかっています。

少子高齢化が継続している要因には、多様化した女性のライフスタイルや医療の進歩による平均寿命の上昇など進歩的なことが大きく決して後ろ向きなことではない一方、若年層にとっては「親の介護」や「親の遺品整理」などの負担がのしかかっていることも現実です。

また、長寿命化による高齢者の数とその人口構成比率が急速に増加している時代でありながら、「未婚」や「晩婚」が増えていることもあり、死後の支援を必要とする方がこれからますます増えていくことが予想されます。

これらを見据えた上で、万が一に備えて常日頃から身の回りの整理整頓を心掛けておくことも大事ですが、自身が健康で体力のある間に生前整理を積極的にしておくことも重要になってくるでしょう。

 

少子高齢化が遺品整理に及ぼす影響

高齢化でのしかかる「親の介護と遺品整理」の負担

 

核家族化で増える遺品整理の依頼

 

核家族とは、「夫婦のみ」や「夫婦と未婚の子供」、「父親また母親とその未婚の子供」によって構成された家族形態のことを指す言葉で、1940年頃から登場しました。

近年において、核家族化は少子高齢化と合わせて挙げられる社会問題と認識している方も多いのではないでしょうか。

日本人にとって馴染み深いアニメ「サザエさん」のように親世帯と結婚した子世帯が同じ屋根の下に暮らす大家族も減少しており、都市部においては複数世帯が同居している方が珍しいと感じられるほど、核家族化の進行は身近なことでもあるでしょう。

核家族化は少子化に拍車をかけているだけでなく、育児ストレスによる児童虐待や世代間交流の減少による孤立世帯の増加などさまざまな弊害も引き起こしています。

また、核家族化の進行は、遺品整理の方法にも変化をもたらす要因となっています。

故郷から離れて暮らす子の親が亡くなり、住む人が居なくなった実家が「空き家」になってしまうという場合、売却や取壊しに向けて家を片付けなければいけなくなります。

このような問題に直面する方が増えたことで、実家がある地域の事業者に遺品整理を依頼するという方が増えています。

親との同居が当たり前だった時代は人手もあり、特別な事情がない限り遺品整理を急ぐ必要はなく、法要などが落ち着いてから始めることができました。

しかし、別居している場合は、たとえ実家が持ち家であっても近隣への配慮も踏まえて早いうちに片付けなければなりませんし、賃貸住宅であれば退去期限までに遺品整理を済ませる必要があります。

かつては気持ちの整理をする時間でもあった遺品整理というひとつの行事も、核家族化によって「時間の都合がつかない」という方や「物量が多すぎて自分だけでは対処できない」という事情を抱える方が多くなり、遺品整理業者に依頼するというケースが増えているのです。

 

核家族化で増える遺品整理の依頼

実家を「空き家」にしないために必要な遺品整理

 

孤独死問題で必要とされる遺品整理業者

 

2007年に日本の高齢化率が総人口の21%を超えたことで超高齢社会に突入して以来、他国にはないスピードで日本の高齢者数は年々増え続けています。

このまま高齢者が増えて出生率の低迷が続くと、2065年には高齢化率が38%となり人口の25%が75歳以上の後期高齢者になるのではないかと予測されているほど、日本の未来や経済事情においても深刻な影響を及ぼす可能性があると懸念されています。

このような高齢化の加速と同時に深刻なのが、一人暮らしの高齢者(独居老人または単身高齢者)による孤独死(孤立死)の増加です。

孤独死とは、配偶者や子、親族とは同居しておらず、自宅で誰にも看取られることなくひっそりと息を引き取ることを言います。

孤独死は急病や事故、自殺を原因に若年層でも起こり得ることですが、現代の日本では社会的接触が少なく孤立しがちな高齢者の孤独死が急増していることが問題視されており、民間や企業による地域のコミュニテイづくりや見守りサービスなど対策が急ピッチで行われているという現状があります。

孤独死が問題視されている理由には、人知れず死を迎えると発見されるまでに時間がかかってしまうことにあります。

人との関わりが希薄になりがちな都市部では隣人と挨拶を交わしたことがないことも珍しくないという時代ですので、数日から長い場合には数カ月も発見されないということも少なくありません。

郵便受けに溜まった新聞や郵便物を不審に思ったオーナーや、異臭に気付いた近隣住民などの一報によって見つかる場合が多いことも孤独死の特徴です。

発見が遅れるほど居室の汚れやニオイは酷くなり、駆け付けた警察ですら部屋に入ることを躊躇うほどの状況もあると言います。

とは言え、誰かが片付けなければいけませんし、賃貸住宅であれば早急な現状回復が必要です。

このように孤独死が起きた現場でも遺品整理業者が必要とされています

遺品整理業者の多くはオプションサービスで特殊清掃を行っており、一般の方では処置ができない汚物除去や消臭、消毒などにも対応しているからです。

体液など簡単に取り除くことができない汚れや、異臭が酷く立ち入りが困難な孤独死が起きたお部屋の片付けに特殊清掃を利用するオーナーや管理会社は年々増加の傾向にあり、同時に遺品整理業者の需要も高まっているというわけです。

 

孤独死問題で必要とされる遺品整理業者

孤独死の現場に必要な遺品整理と特殊清掃

 

遺品整理は大阪のマレリークにお任せください!

 

遺品整理士が在籍する大阪のマレリークでは、遺品整理のみならず、孤独死や空き家整理に必要な特殊清掃やハウスクリーニング、解体・リフォーム工事、遺品買取、車両買取、生命保険や自動車、不動産など相続に関する煩雑な諸手続きの代行までお引き受けいたしております。

相続や孤独死対策に向けて生前整理をしておきたいという方のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

遺品整理・空き家整理・特殊清掃は、マレリーク大阪にお任せください!

家族が亡くなった時に必要な手続きをこちらでもご紹介しています。

 

マレリークの遺品整理・対応エリア

 

マレリークは多様化するデジタル社会を先見し、遺品整理サービスと合わせて、データの取出しや移行作業、インターネット登録情報の管理など専門知識が必要な「デジタル遺品整理」や「デジタル生前整理」も全面サポートいたしております!

遺品整理とデジタル遺品整理が同時に出来るのは、遺品整理マレリークだけ!

早い!安い!安心! 遺品整理・不用品回収・特殊清掃マレリークにおまかせ!

  • 0120-994-287 24時間365日受付!スマホ・携帯からもOK!
  • WEBからカンタン WEB見積依頼
  • 買取もできます!出張買取依頼

今すぐなら!現場担当直通ダイヤルへお電話ください 080-5786-7510